記事本文
最初のテント選びって、すごく悩みますよね。
数年前には空前のキャンプブーム。現在本当にたくさんのメーカーから、様々な形や大きさのテントが発売されています。 選択肢が多いのはありがたいことですが、逆に**「多すぎて、何を基準に選んだらいいかわからない!」**と迷子になってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ショップ店員である私が、世の中にある主要なテントのタイプを8つピックアップして解説します。
それぞれの「特徴」だけでなく、**「メリット(良いところ)」と「デメリット(気になるところ)」**も包み隠さずお伝えします。 ぜひ、あなたの運命のテント選びの参考にしてくださいね。
記事の冒頭(リード文の直後あたり)に配置するための「この記事でわかること」を作成しました。
読者が**「読むメリット」**を瞬時に理解できるよう、ナカピーさんのショップ店員としての視点を強調しています。
💡 この記事でわかること
- 初心者が知っておくべき「主要なテント8種類」の特徴
- ショップ店員視点の「正直なメリット・デメリット」
- 自分のスタイルに合った「失敗しないテントの選び方」
目次
- ドーム型テント
- トンネル型テント(カマボコ型)
- ワンポールテント(ティピー型)
- シェルター
- ロッジ型テント
- エアーフレームテント
- 2ルームテント
- ワンタッチテント
- その他(変形テント)
- まとめ
1. ドーム型テント
「テント」と聞いて誰もが最初に思い浮かべる、最もスタンダードな形です。
- 特徴: 2本以上のポールを交差させ、その張力で立ち上げる**「自立式」**の構造。
- 名前の由来: 形状が半球状(ドーム)であることから。
✅ メリット
- 初心者におすすめ: 構造がシンプルで、誰でも直感的に設営できます。
- 自立する: ペグを打つ前に形になるので、設営後に「やっぱりあっち向きにしよう」と持ち上げて移動できます。
- 風に強い: 丸い形状が風を受け流すため、安定感があります。
- 種類が豊富: ソロ用からファミリー用まで選択肢が一番多いです。
⚠️ デメリット
- 居住空間が狭め: 壁が斜めになっているため、端の方は天井が低くなります。
- デッドスペース: 荷物を置く際など、端の空間をうまく使う工夫が必要です。
2. トンネル型テント
近年、ファミリーキャンパーに爆発的な人気を誇るタイプです。「カマボコテント」「イモムシテント」なんて呼ばれることもあります。
- 特徴: アーチ状のポールを並列に並べることで、トンネルのような形を作ります。
- 名前の由来: そのまま、トンネルのような見た目から。
✅ メリット
- 広大な空間: 壁がほぼ垂直に立っているため、天井が高く、デッドスペースが非常に少ないです。
- リビングと寝室が一体化: 広いリビングスペースがあり、タープを張らなくても快適に過ごせます。
- 雨の日も安心: 雨天時でも広い室内で家族団らんが可能です。
- 意外と設営が楽: 構造自体はシンプルなので、慣れると初心者でもスムーズに立てられます。
⚠️ デメリット
- 自立しない: 構造上、ペグダウン(杭打ち)をしないと立ち上がりません。
- 場所の移動が大変: 一度設営してしまうと、移動させるのは困難です。
- サイトを選ぶ: 大型なものが多いため、狭い区画サイトでは入り切らないことがあります。
3. ワンポールテント
とんがり帽子のようなかわいい見た目で、おしゃれなキャンパーに人気のタイプです。「ティピー型」とも呼ばれます。
- 特徴: 中心に1本のメインポールを立てて支える構造。円錐や多角形の形をしています。
- 名前の由来: 1本(ワン)のポールで建てることから。
✅ メリット
- 設営・撤収が爆速: 周辺や四隅をペグダウンして、真ん中にポールを立てるだけ。慣れれば最も速く設営できます。
- 圧迫感がない: 中央部分は天井が高く、開放感があります。
- おしゃれ: 見た目のインパクトがあり、写真映えします。
⚠️ デメリット
- ポールの存在: テントのど真ん中にポールが来るため、動線の邪魔になることがあります。
- 端が狭い: 壁の傾斜がきついため、端に行くほど天井が低く、コットなどの配置に工夫が必要です。
- 非自立式: ペグが打てない場所では設営できません。
4. シェルター
「寝る場所」というよりは、「リビング(居間)」としての役割が強いアイテムです。
- 特徴: 基本的にフロア(床)がなく、屋根と壁だけの空間を作ります。
- 名前の由来: 英語で「避難所」「保護する」という意味から。
✅ メリット
- 自由度が高い: コット(簡易ベッド)を置いて寝室にしたり、大きな宴会場にしたりと使い方は無限大。
- グループキャンプに最適: 大人数の共有リビングとして大活躍します。
- 悪天候に強い: タープよりも雨風をしっかり防げます。
⚠️ デメリット
- 寝室の準備が必要: 寝るためには、別でインナーテント(蚊帳のような部屋)を用意したり、コット寝(上級者向け)の準備が必要です。
- 重くて大きい: 頑丈な分、荷物としては嵩張る傾向があります。
5. ロッジ型テント
まるで森の中の小さな家。レトロでクラシカルなデザインが、こだわり派に愛されています。
- 特徴: 家のような骨組みを組み、その上から幕を被せる構造。
- 名前の由来: 山小屋(ロッジ)のような形から。
✅ メリット
- 最強の居住性: 壁が垂直で天井も高いため、テント内のどこにいても立ったまま過ごせます。
- レイアウトがしやすい: 四角い部屋のような感覚で、家具やギアを無駄なく配置できます。
- デザイン: とにかく雰囲気が良く、置くだけでサイトがおしゃれになります。
⚠️ デメリット
- 設営が大変: 鉄骨の骨組みが複雑で、慣れるまでは時間がかかります。
- とにかく重い: ポールも幕も重く、収納サイズも大きいため、積載には覚悟が必要です。
- 風に弱い: 面積が広いため、強風時は注意が必要です。
6. エアーフレームテント
「ポールを使わない」という、近年登場した新しいテクノロジーのテントです。
- 特徴: ポールの代わりに、空気を入れる太いチューブが骨組みになります。
- 名前の由来: エアー(空気)のフレームで支えることから。
✅ メリット
- 設営が一瞬: 専用ポンプでシュコシュコと空気を入れるだけで、巨大なテントがむくむくと立ち上がります。ポールの組み立てが不要なので、本当に楽です。
- 強度は十分: 空気ですがカチカチになるので、意外と風にも強いです。
⚠️ デメリット
- ポンプが必要: 手動または電動のポンプが必須です。
- 価格が高め: あまり普及していないため、ポール式に比べると高価な傾向があります。
- 収納サイズ: チューブが嵩張るため、畳んだ時のサイズは大きくなりがちです。
7. 2ルームテント
今のファミリーキャンプの主流!「寝室」と「リビング」が合体したテントです。
- 特徴: トンネル型や大型ドーム型をベースに、中にインナーテント(寝室)を吊り下げる構造。
- 名前の由来: 2つの部屋(ルーム)があることから。
✅ メリット
- ファミリーに最適: これ一つ建てれば、寝る場所と過ごす場所(リビング)が完成します。
- タープ不要: 別途タープを建てる手間が省けます。
- 雨でも快適: 寝室からリビングへの移動で濡れることがありません。
⚠️ デメリット
- 乾燥・撤収が大変: 幕体が巨大なので、家で干したり畳んだりするのが一苦労です。
- 設営スペース: キャンプ場の区画(サイト)の広さを事前に確認しておく必要があります。
8. ワンタッチテント
「キャンプ」というよりは、「ピクニック」や「イベント」でよく見るタイプですが、最近はキャンプ用も増えています。
- 特徴: 傘を開くように、ワンアクションで設営できる構造。
- 名前の由来: ワンタッチで開くことから。
✅ メリット
- 圧倒的に簡単: 誰でも数秒〜数分で設営完了。キャンプへの心理的ハードルを一番下げてくれます。
- 多用途: 公園遊びや運動会、海水浴などでも気軽に使えます。
⚠️ デメリット
- 収納が長い: 骨組みが完全に分解できないため、収納時は長くて嵩張ります。
- スペック: 本格的なキャンプ用テントに比べると、雨や風への耐久性が低いモデルも多いので注意が必要です。
その他(変形テント)
上記に当てはまらない、ユニークな形状のテントもたくさんあります。 個性的で面白いのですが、設営が難しかったり、使い勝手に癖があったりすることも。
初心者のうちは、まずは上記の**「シンプルな構造のテント」**から選ぶことを強くおすすめします!
最後に:失敗しない選び方のコツ
いかがでしたか? 8種類それぞれの特徴を知ると、なんとなく自分に合いそうなテントが見えてきたのではないでしょうか。
- 設営の楽さを取るか?
- 広さを取るか?
- デザインを取るか?
ぜひ、イメージしたキャンプスタイルに合わせて選んでみてくださいね!
それでも**「絶対に失敗したくない!」「高い買い物だから怖い…」という方は、「テントのレンタルサービス」**を活用してみるのも一つの手です。 一度現場で使ってみて、「これだ!」と思ったら購入する。 遠回りのようで、これが一番確実な方法かもしれません。
あなたの初めてのテント選びが、ワクワクする楽しい時間になりますように!




コメント